バンブー教室:バンブーだより11月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-7

冬期講習での成果が、特別支援学校高等部職業科および分校の受験を目指している中3生の皆さん、公立高等学校及び私立高等学校の推薦入試および一般入試の受験を目指している中3生皆さんの合否の鍵となるでしょう。いよいよ今まで勉強して覚えたことを整理して、本番の入試で知識が出し入れできるようになるまで実力をつけていかなければいけません。特別支援学校高等部職業科および分校の受験は、毎年合否を左右する作業実技や面談をいかに評点高くクリアできるかが重要であり、それは直前の入念な準備次第です。そのためには、どのような質問のされ方でも答えが導き出せるように、類似問題の演習を積み重ねなければいけません。学力試験と面接や作業、体育実技試験の模試を冬期講習で受験することが最後の準備になるでしょう。バンブー教室では過去3年分のオリジナル模試を用意しています。本番さながらの練習を重ねることで、気持ちにゆとりが生まれ、本番のイージーミスを少なくします。

高等学校を目標にしている受験生は、高等特別支援学校入試対策コースの人たちと同様に、知識の確立と類似問題の演習を重ねて、1度やったことのある問題を1題でも多くして、その問題は確実に得点できるようにしていくことがこれからの受験勉強のコツです。そして、応用問題の大問より、基礎問題、計算問題、漢字、語彙など確実に得点になる問題に対応できる基礎知識を確立することが重要になります。

バンブー教室の冬期講習においては、模擬テストや予想問題など実践練習をカリキュラムに入れた受験対策を行っていきます。少しでも時間を無駄にせず、効率的に勉強を進めるには、家庭だけでの学習ではどうしても難しいところがあります。公立・私立の高等学校の受験生の皆さんも、目標として決めた学校に合格するためには、計画的な家庭での学習を取り入れた無駄のない受験勉強を心がけるとともに冬期講習の受講が必須となるでしょう。冬期講習で最後の総仕上げを行い、合格に向けた最後の追い込みをかけていきましょう。バンブー教室生徒の皆さんは、通常授業と並行して、ぜひ冬期講習を受講していただき、普段なかなか集中して学習できていない弱点の克服に取り組める良い機会にしていただければと思っています。そして、この講習をきっかけに3学期の勉強に弾みをつけて頂ければ幸いです。それでは、多数の方々の受講をお持ちしています。

今年の冬期講習から本格的に「eスポーツ」コースをスタートしました。目と手の協応や瞬時の動作が苦手な子どもたちや、眼球運動の問題からボール軌道がうまく目で追えない子どもたちでも、モニター画面を確認しながらの一定の操作ひとつで楽しめるeスポーツであれば、認知発達の凸凹の特性がカバーされて、スポーツ競技にのめり込むことが可能です。人との関わりの大きなきっかけになり、ゲームをしながらチームワークやコミュニケーションスキル、問題解決能力などの「ソーシャルスキル」が自然に身に付く結果になり、楽しみながらSST(ソーシャルスキルトレーニング)を実践できます。ゲームが好きな小中学生が多いのでワクワク、ドキドキの気分で授業に参加できると思います。