バンブー教室:バンブーだより11月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-8

ゲームクリエイトコースは、ゲームやパソコン操作に気軽に取り組みながら学ぶことができるコースです。物事をイメージしたり、想像したりしながら表現するスキルより、具体的な画像やモニターなど具現化されたものを確認して、決められた手順に従って作業を進める動作性を得意としている人たちは、ゲームやスマホ、パソコンなどの機器を操作することにも興味を示している子どもたちです。

小学校では2020年からプログラミング教育が必修化されています。プログラムとは、物事には手順があり、手順を踏むと、物事をうまく解決できるといった、論理的に考えていく力のことです。「AI(人工知能)」、「産業用ロボット」の導入が当たり前になるこれからこそ、その能力が社会に必要とされることになるでしょう。

適性を伸ばすことで自分の気付いていない可能性を広げていきましょう。簡単なプログラミングを覚えることでゲームを自ら創造する経験をしてみてください。何か一つ新しいことを覚えること、自分の好きなことや興味あることを見つけること、自分の得意なこと、できることを発見することが新しい自分との出会いにつながることでしょう。パソコンやゲームが好きなお子様はぜひお試しください。

このコースは、午前中2時間、昼休みを挟んで午後2時間の1日授業を経験することができます。算数(数学)、国語の主要教科と英語、情報、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)とそれぞれの教科学習を課題学習として時間割に入れています。対象生徒としては、冬休み期間を利用して学校生活同様午前午後を通しての学習を希望している人、勉強や人間関係につまずいて在籍校への行き渋りや不登校が続いている人、読むことや書くこと、人の話を聞くことなどのつまずきがあり、集団の授業に参加できない人、新学期からの登校を目指している不登校を経験している人などを対象にしています。

『プレ小学部チャレンジクラス(ワンデイジュニア)』、『プレ中学部トライアルクラス(ワンデイミドルスクールクラス)』の目標としては、つまずきに配慮したゆっくりした授業で「わかる」を「できる」にすることです。朝からの登校で生活のリズムを取り戻し、つまずきを配慮した環境調整、ユニバーサルデザインを活用し、学習における負担を少なくします。そして、書くことや読むことよりも五感を使った多感覚授業で、誰でも楽しく参加できる授業を目指します。また、個別の課題学習の時間を設けて、冬休みの課題や自分の趣味の研究課題に打ち込める時間があります。スモールステップで集団授業の適応や学校への復学を目標としている方に非常にお勧めのコースです。