バンブー教室:バンブーだより12月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-7

7,終わりに

今年の暦では、冬至は22日になります。冬至といったら、かぼちゃとゆず湯を思い出す方々が多いと思います。未だに日本の慣習として、冬至の日にゆず湯に入って縁起を担ぐ方々も多いのではないでしょうか。香りの強いもとには、邪気がおこらないという考えがあり、冬が旬のゆずは香りがとても強いので、運を呼び込む前に邪気を払う禊(みそぎ)としてゆず湯に入ることが習慣として広まったとされています。またゆずは実るまでに年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにと、願いを込める意味もあるといわれています。

新型コロナやインフルエンザが心配されるこの時期だからこそ、日本の古き良き慣習に習い、邪気払いすることで気持ちを新たにすることはどうでしょうか。気持ちを切らさず、さらに生活習慣の見直しや、感染防止の対策を徹底してください。今までしてきた努力が無駄にならならずに、新しい年を迎えられるように、バンブー教室では冬期講習を通して応援していきます。

受験生の皆さんは、いよいよ本番が近付いてきました。かぼちゃを食べて栄養をつけ、ゆず湯に入って今までの苦労が報われるように幸運を呼び込んでください。

これから、少しずつは、日は延びて行くでしょうが、1月、2月と益々きびしい寒さが待ち受けています。街にはクリスマスのイルミネーションがあふれています。みんながしあわせなクリスマスを過ごし、願いが叶う新年を迎えられることをお祈りしています。

自然学園学園長 小林浩