家の中や外へ出かけたときなど、
様々な場面で子どもが「してほしくない行動」を
とるときがあると思います。
そのようなときに、
つい感情的になって子どもを怒ってしまったり、
諦めて放っておいたりしてしまうことも、
多いのではないかと思われます。
しかし、このような対応を続けていると、
子どもの問題行動はさらにエスカレートしたり、
反抗的になって、親子関係が悪くなってしまいます。
子どもの問題行動にばかり目が向いてしまうと、
怒りやイライラした気持ちがつのり、
親や家族がストレスを抱えてしまいます。
また、子どもも常に叱られてばかりいると、
自信をなくしてしまったり、
子どもにとっても大きなストレスとなるでしょう。
ペアレントトレーニングとは、
子どもの「してほしくない行動」
「してほしい行動」に焦点を当てて、
具体的にどのような対応ができるかを
学習していくプログラムのことです。
親が子どもの行動変容における心理パターンを理解・分析し、
問題行動を適切な対応で減少することのできる技術を
獲得することを目的としています。
子どもの成長のためにもなりますが、
親が子育てをつらいと感じなくなったり、
子育てに少しでも余裕が出てきたりと、
子育てにおける不安の解消にもつながります。
ペアレントトレーニングでは、
子どもの行動を「してほしい行動」
「してほしくない行動」「許しがたい行動」に分け、
それらの行動に対する対応方法を学びます。
例えば、「してほしい行動」には「ほめる」、
「してほしくない行動」には「ほめるために待つ(無視)」、
「許しがたい行動」には「警告、タイムアウト」などです。
ほめるときには、「してほしい行動」がなされている最中や直後など、
タイミング良く、また、何のことについてほめているのか、
具体的に分かりやすく伝えることが必要です。
何がよい行動なのかを、子どもが知ることができるからです。
「してほしくない行動」には、その問題となる行動を無視します。
子どもを無視するのではないことに注意が必要です。
「してほしくない行動」をやめ、
「してほしい行動」を始めたら、またほめてあげます。
対応の仕方で、子どもの問題行動を変わってくるのです。
また、子どもの人格を尊重しながら、
一貫した対応をとることも大切です。
バンブーだより 2月号より

ペアレントトレーニングについて