高等部:高等部通信7月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-1

1、はじめに

今年は6月21日(土)が夏至にあたり、1年でもっとも昼間が長い日だそうです。関東地方の梅雨明けは7月の上旬と予想されています。例年より早い梅雨明けになりそうです。早くも猛暑の長期化が予想されるので今年の米の収穫が懸念されています。7月16日(水)の終業式が終わると夏休みが始まります。

2学期に向けた学習計画を立てて夏休みを迎えることができそうでしょうか。前回の高等部通信でお知らせしましたが、自然学園高等部の夏休みは企業見学会があります。1年生はまだ企業見学会を経験していないので、夏休みの初めての体験に緊張して、見学会前日はあまり夜も眠れない人たちがいるかもしれません。いずれにしろ、高等部の生徒の皆様にとって、自分の一生を変えるほどの貴重な経験になるのではないかと思っています。

高等部の生徒の皆さんは安定して登校されているお子様がほとんどですが、これから夏休みに入るにあたり、生活習慣の注意は必要になります。保護者の皆様にも、お子様の夏休み中の日常生活には十分気を配っていただき、もし心配な状況を感じたらすぐにご相談ください。2学期になるとすぐに前期試験が待っています。認知発達のつまずきがあって、特定の教科に苦手さが生じて、中学校時代は、試験対策に取り組むことさえ後ろ向きになっていた人たちも少なくないはずです。

自然学園の授業では、ワーキングメモリの負担を軽減させるためのワークシートなどへの書き込みで板書の写字の苦手さから解放され、授業に集中できたことや、それに加えてプリントのイラストや図、表の手がかりが先生の説明の理解の助けになっているため、レポートの問題の解説が、頭の中で落とし込めた人が多いと思っています。このことは、教科として学ばなければいけないことが定着しているうえでとても重要なことです。頭で理解できたことはイメージとして記憶に残るようになります。このイメージは問題を解くときの推論や思考力に結びつく大きな核になります。授業が分かりやすいと声をかけてくれた新入生がいました。少しでも理解できてイメージが浮かぶように取り組めるようになった課題は反復の演習を繰り返すことで記憶に結び付いてくるはずです。

今まで中学校のワークなどの課題をどうしても提出できずに、答えを解答欄に書き込んでいた人もいると思います。それと同じように、単位の認定基準であるレポートの答えをただ見て書き込むような学習しかしていない人がいるとしたら、高校に在籍し単位の認定を受けたとしても意味がないことです。

中学部の生徒の皆さんは6月23日(月)、24日(火)に期末試験があって、全員の生徒が合格点をクリアしています。平均はどの教科も80点台です。授業の復習を丁寧にすれば必ず試験の課題は解答できることを中学部の生徒の皆さんは自覚し、証明できたと思います。得点できれば先生や家の人たちにも褒められ勉強に対しての意欲と取り組み方が変わってきます。今度は高等部の生徒にも期待しています。