バンブー教室:バンブーだより9月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-1

1,はじめに

8月22日(金)に夏期講習が終了しました。8月25日(月)の週から授業がはじまった公立学校も多いようです。9月に入り、台風15号の影響で天気が不安定でした。9月5日には、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気に、台風15号周辺の暖かく湿った空気がさらに加わるため大気が非常に不安定な状況になって、朝から激しい雨が夜にかけて続いていました。低気圧や台風は、精神的に落ち込みやすく情緒が混乱しやすいなどの影響が少なくありません。

2学期の始まりは、以前から注意が必要な時期だと言われています。子どもたちの気持ちが不安定になりやすく、長期休暇明けで先を見通すことができない絶望感から、衝動的な行動に走るケースも多いことがしばしメディアで取り上げられていました。コロナ過で一斉休校を経て登校を再開した後に、学校でのトラブルが多くなり、不登校生が急増した結果もこのような状況に近いかもしれません。

また、9月も中旬を迎えていますが、いまだに34度を超える日が続いています。そろそろ子どもたちにも長い2学期の疲れが見えてきた頃だと思います。勉強面でも2学期過ぎたぐらいから勉強がわからなくなって諦めてしまうお子様が多くなる時期でもあります。小学校3年生ぐらいから、学力不振などをきっかけに通常級から特別支援学級に移籍する発達障害傾向のお子様が増えてきています。

不登校を経験している人は、この時期に情緒が混乱、または不安定になったりと身体症状として現れやすい人です。

発達障害傾向がある子にとっては、不安やイライラが強くなると、特性である凸凹からくる困難さが目立ちやすくなってしまうため、気をつけなければなりません。二次障害で生じやすい強迫性障害や不安障害、不眠や鬱症状などは、発達障害の合併ではない場合も考えられます。

不登校の理由として最も挙げられているのは「無気力」です。授業について行けないことから学習無気力の状況が生まれ、嫌なことから逃避してしまい、不登校に至るケースは、学校行事が多く、学習課題や宿題・提出物等の課題のハードルが上がるこの時期に特に多くなります。そして、心にゆとりのない時期だからこそ少しの人間関係のトラブルや、からかいにも敏感に反応して、情緒の混乱を招き、不登校に至るケースも少なくありません。

バンブー教室の在籍生で、学校に行きたくないと行き渋りがはじまったお子様や、いじめや先生との関係について相談を受けるケースは多くあります。そのようなお子様は、不眠や過呼吸など精神的な不安が体に表れている人もいます。また不安が大きくなり、情緒が混乱して家や学校でパニックになったり、家庭で暴れたりしてしまっている人もいます。このようなケースを抱えているお子様は、不登校になっている、またはなりかけているお子様方がほとんどです。少しでもお子様の不安を感じたらご相談ください。自然学園ではバンブー教室の在籍生徒も含め不登校相談やWISC-Ⅴの検査を実施しています。お気軽にご相談ください。