3,学習のつまずきの理由とは…
バンブー教室の対象とする生徒の皆さんは、漢字が覚えられない、英単語が覚えられない、計算が苦手、繰り上がり繰下がりの計算ができない、図形やグラフの問題がさっぱりわからない、数学の文章題が解けない、黒板の字を書き写すことが苦手である、授業での教科の先生の説明が頭に残らず理解できない、授業中に先生に指されても頭に浮かんだ答えが言葉として伝えられない、長い文章を読むことや理解することができない等、学校の授業についていくことが出来ずに学習的な無気力になり、成績が伸びず、学習面でのつまずきがある子どもたちがほとんどだと思います。
一人ひとりのつまずきは、学習面においても、ある教科やある分野とできない課題がそれぞれ違います。計算を得意としている人も図形やグラフの計算は苦手であったりします。
その一つとして文字や記号を認知(情報を処理する力)する言語的理解の優位性や空間的認知の優位性などの偏りが起因していると考えられています。
国語の場合でも、文章を読み取り理解する読解力は高いのに、漢字を覚えることが苦手であったり、語彙を的確に使いこなすことが出来なかったり、考えを文章にしてまとめることが出来なかったりする人は少なくありません。国語の読解は視覚的な認知力だけではなく、自閉症スペクトラム傾向の人たちに多く見られる『心の理論』と言われる、相手の立場や気持ちになって他者を理解しようとする力が弱いことで、筆者の考察や主人公の気持ちの移り変わりがわかりづらい特性があります。ましてや細かい文字を認識したり、記憶したりすることに苦手さがある人だとよけい、文字をとばして読んでしまう、段落をとばしてよんでしまうなどの困難さが生じて、文脈がつかめないことがよくあります。固有感覚のバランスが悪い人は字を書くことにも困難さを生じる場合があります。