4、夏期講習「漢トレコース」、「数トレコース」について
中学部の国語のカリキュラムに「漢字」を組み入れてあり、「漢字」の科目を時間割に設けています。数学に関しても個別対応の支援計画に算数からの学び直しのカリキュラムがあり、ワークシートを使いながらの授業を時間割に組み入れています。
特に「数学」や「英語」などの学習がつまずいている生徒の皆さんには、できない理由があります。学校で教えているような漢字の勉強方法は、書き順から繰り返して書いて覚える指導方法なので、典型的な継次処理での学習になります。言語的短期記憶やその処理に係る言語性ワーキングメモリまたは視空間的な短期記憶やその処理に係る視空間性のワーキングメモリなどの短期記憶に弱さのある生徒は、視空間的な手がかりや視覚的な手がかりで継次処理を補うことも難しいため、学校の先生の教え方では漢字がどうして覚えられない、算数の文章問題が全く解けないということになります。
このようなお子様には、同時処理的なアプローチが必要になります。漢トレの視覚的運動的な手がかりでイメージづけしやすいお子様は、視覚的にイメージしやすく印象に残りやすい映像としての漢字のブロックを取りだして、音や触覚など運動を伴う五感を稼働させ全体のイメージから漢字を覚える方策を漢字の勉強方法に取り入れる継次処理の指導方策で学習をすすめます。また数トレの場合は文章に書かれた言葉を視覚的に置き換え数式に結び付くイメージの整理を表やイラストにして思考のイメージを膨らませます。そのイメージを言語化できれば数式に結び付くはずです。
最近「漢字が書けない、漢字が読めない」「算数の文章問題がわからない」と言ったお悩みを多く聞くようになりました。特別支援教育を必要としているお子様方を対象にした漢字のプリントやテキスト、参考書等は山ほどありますが、どれも上記の視点にそってまとめ上げたものはないのが現状です。どこの塾に行っても改善しなかったというお悩みを多数お聞きします。
そのようなお悩みに少しでもお役に立てればとの思いで、「漢トレ」、「数トレ」の特別講座を実施しています。中学部の生徒や外部の中学生で小学校の時から算数や漢字が苦手で、いままで書店に置いてある特別支援用の教材等や個別指導塾や発達障害児童の支援を掲げている児童デイサービスや専門塾でも効果があまり見られず、すでに漢字や算数に対して投げやりになって意欲を失いかけている人はこの夏休みに中学部の夏期講習鵜の期間中にぜひ特訓して弱点克服に努めてはいかがですか。