中学部:中学部通信10月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-3

5、第17回「自然学園思いやり収穫祭」のお知らせ

第17回の「自然学園思いやり収穫祭」を11月1、2日で開催いたします。

11月1日(土)は模擬店と展示会を自然学園の校舎で実施します。11月2日(日)は、春日部市中央公民館講堂にて午前9時45分より、全学部生による音楽祭を予定しております。在籍生徒による歌、ダンス、合唱、管楽器等の演奏を予定しています。小学部・中学部・高等部・大学部の在籍生によるクラス、および学部ごとに迫力あるライブ感がある生演奏やダンスを聴衆の皆様にお届けできると思います。日ごろから学校生活を通して学んでいる「人を愛すること、思いやること」の感情が「協調」「協働」のひとつの表現として演出できるかが見どころとなるでしょう。それが教育目標の一つである社会性やコミュニケーション力の向上につながり、社会に出て働くこと、家庭を持つことの基礎的な土台になることを期待しています。

他者をあまり意識することがなかった在籍生徒の皆さんが、クラスメイトの動きをよく見ながら、自分の役割をしっかり努め、どれだけ見ている人たちにクラスの思いが伝えられるために一生懸命演じる姿こそ、自然学園が教育目標に掲げるソーシャルスキルです。SSTの一環として取り組んでいる授業の実践をチームワークとして感じ取っていただければ嬉しいです。

 

6、第17回 思いやり収穫祭 特別企画「卒業生座談会『僕たちの未来』」についてのお知らせ

自然学園が開校してから20年目を迎える今年度、高等部や大学部の就職においても、卒業生の皆さんの頑張りで、多くの人たちが社会に巣立つことができています。

11月1日(土)は、卒業生とのシンポジウム『僕たちの未来』「働いて知ったうれしさ~僕はこうして大人になった」と題して、現在企業で働いている卒業生の思いを講話形式でお伝えする企画を開催いたします。

自然学園を卒業したOB・OGに、今現在の自分のこと、今、取り組んでいることや仕事のこと、職場での人間関係のことなどを話して頂きます。その中で自分のつまずきと向き合いながら、まわりの上司や同僚、そして家族に支えられ自分がどう成長したのかを話してもらう予定です。発達障害のある特別支援教育を必要としているお子様方が、「働くこと」をこれからどう学び、どのような学校生活を送ればよいのか、将来的な自立や就労を目標にしてキャリアをどのように重ねていけばよいのか、どのような進路を選択すればよいのかという疑問に対する答えの一つとしてご参考になるイベントにしたいと思っています。