高等部:高等部通信10月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-2

2、総合選抜・推薦入試のはじまり

進学希望の3年生は、夏休み中に大学・専門学校のオープンキャンパスに足を運び、ほとんどの生徒は志望校を絞ったはずです。10月からの大学の総合選抜入試や推薦入試の準備について担任と相談している3年生の姿を夏休み中の校舎でよく目にしました。10月からいよいよ大学の総合選抜・推薦入試がはじまります。私立大学の場合は総合選抜型と学校推薦型選抜による入学者の割合が58.7%に上り、大学改革の影響で入学者が増加しています。総合選抜型入試とは、合否の判定にペーパーテストの得点ではなく、受験生の意欲や大学との相性を重視します。そして、書類選考や小論文、プレゼン、面接などの方法で受験生を評価します。

そうであるならば、自分の今までの経験や実体験を踏まえ、志望学部が打ち出している研究テーマにいかに興味を抱き、その研究に取り組みたいと考えるきっかけになったのかを志望理由としてまとめる力が必要になります。熱意や研究テーマがいかに自分が考える将来像につながるかを自己推薦書に明記でき、プレゼンテーションできるかが重要になります。

これから受験に臨む生徒の皆さんは、決して慌てることなく、今まで準備した通りのことを本番で話すことができれば問題ありません。総合型選抜は、志望理由書・調査書などの書類選考と面接、小論文によって選抜が行われるのが基本です。ただし、大学によって選考方法に特色があることも少なくありません。学力試験が課されることもあれば、面接で志望分野に関連する知識が問われることもあります。また、プレゼンテーションやグループディスカッション、フィールドワークなどが課される大学もあります。総合選抜が学力は問われないと言うのは間違いです。何らかの形で学力は当然選考基準に入っています。どんな形にしても、志望学科にどうしても入学したい動機やその意欲、それらが入試までに大学側に伝わるように考えをまとめて練習する必要があるでしょう。そして、専門的な知識がプレゼンテーションやグループディスカッション、フィールドワークを通じてうまく自分の発言に生かすことができるかがポイントになるでしょう。ただの思いつきや憧れ、大学の知名度だけで受験を考えてもうまくいかないでしょう。

学校推薦選抜ですが、こちらは以前まで指定校推薦や公募推薦と呼ばれたものが合体したものです。高校の校長先生の推薦に基づき、受験生の知識や思考力、学習歴や活動歴も踏まえて評価する入試方法です。推薦を認められた生徒は等身大の自分自身を受け入れてもらえるだけの実力があなた方にはすでに備わっているはずです。あとは今日まで自然学園で学び続けてこられた自分自身に自信を持ってください。もう小中学校時代の自信がなかったあの頃の自分とは全く違ったあなた方の姿がここにあるのです。受験生が合格するまで応援するので決してあきらめず頑張ってください。