①ワーキングメモリを支援するため、視覚的に提示する
〇重要な情報はマーカーを引いて強調させる。
〇(🍎🍎🍎🍎🍎)五つのりんごが置いてあるかごから二つのりんご(🍎🍎)を取り出す。かごの中のりんごの絵を五つ書き、その中二つのりんごを〇で囲む。
②ワーキングメモリの処理を支援するために視覚ツールと視覚補助器具を用いる
〇さいころ、黒いドットを貼った細長い紙、絵カード、読み方ボード(数詞カード・数字カード)などの視覚学習ツール。
〇ユニットブログ(数を数えるブロック)や計算機のアプリがダウンロードされているタブレット等。
〇指やおはじき、スティックなど視覚的に自分で確認しながら数えたり、並べたり、積んだりしながら数の概念を学ばせる。
③記憶を援助する教材の使用
〇問題や計算に必要な式の手順表や、算数の問題に取り組むための各段階における解法の手順や指示が書かれた補助図などを横に置きながら取り組むことで記憶を補助し、ワーキングメモリの負担を少なくする。
〇取り組む問題の具体的な解法が類似している例題を見ながら、その手順に従い問題を解くことで複雑な手順を処理するワーキングメモリの負担を少なくする。
