教室の窓から見える藤の蔦の葉が、
緑から黄色や黄土色に色づき、
秋らしいきれいな色彩を見せてくれていましたが、
急に冷え込み、北風の強い日が続いて、
枯葉が窓の外を舞い散っていました。
冬が近づいてきたことを告げる情景の変化は、
日常の代わり映えのしない、ルーチンワークに追い立てられながら、
余裕のない毎日を過ごしている現代人にとって、
普遍的な自然の中で生かされていることを、
再認識させられる大切な機会であると思っています。
傲慢になった気持ちを省み、自然との触れ合いを大事にし、
移りゆく四季の中で身をゆだねながら、
毎日あらゆるものに感謝の気持ちを抱きつつ生活していく大切さを、
朝の凛とした冷えた空気に、そして、澄みきった青空に
感じられることができる自分でありたいと思っています。
年の瀬が近づいてきてあわただしさに拍車をかけている時期ですが、
日々お変わりなくお過ごしでしょうか。
学園祭の際は、お忙しい中、多くの方々がご出席くださり、
誠にありがとうございました。
バンブー教室の生徒の皆さん、
保護者の皆さんがご参加いただいたことで、
学園祭が活気を帯び、生徒たちの励みになりました。
「おもいやり収穫祭」のタイトルどおり、
日頃お世話になっている方々に感謝しながら、
そして、みなさんのおもいやりを心に受け止め、
今回のテーマの「絆」である心のつながりを、
被災地のまたは全国の、発達のつまずきで悩みを抱えた子どもたち、
いじめをうけて挫折しそうな子どもたちに求めました。
将来そのつながりが、
全世界の同じつまずきで悩みを抱えた子どもたちの励みになり、
心の支えになり、やがてはかたちある支援になることを思い描き、
自分たちが前向きに頑張っている姿を
発信することを目標に取り組んだ学園祭でした。
おかげさまで多くの方々にその姿を見てもらうことができ、
子どもたちも大きく成長したように感じられました。
バンブーだより 11月号 学園長コラム ~可能性のとびら~ より

バンブーだより 11月号 学園長コラム ~可能性のとびら~